「読書感想文が苦手で中々書けない」「読書感想文のせいで夏休みの宿題が終わらない」そんな中学生は少なくないようです。読書感想文が書けないという人はいきなり原稿用紙に書こうとしていませんか?読書感想文を書くときに大切なのは「構成を考えること」なんです。

物事を実行する前にまずは計画を立てますよね。それと同じように読書感想文も原稿用紙に書き出す前にまずは計画を立てるとスムーズに進めることが出来るんです。

今回は中学生の読書感想文の構成についてご紹介します。

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  中学生が書く読書感想文の構成

 中学生の読書感想文の構成の基本
 読書感想文の構成の具体的な例を紹介
 中学生の読書感想文のポイントは「感想を書くこと!」



中学生の読書感想文の構成の基本

中学生の読書感想文を書くときは、最初に構成を考えてから原稿用紙に書き始めましょう。先に構成を考えることで、書き始めから最後のまとめまで読書感想文に一貫性を持たせることができます。

中学生の読書感想文の構成の基本は
① 書き出し(書き始め)
② 本文(あらすじとその感想)
③ まとめ(結論)

です。

読書感想文の本を読むときは、ふせんやメモを用意して印象に残った場面や台詞をチェックし、そのときの自分が考えたことや感想を残しておきましょう。このメモが読書感想文を書くときの材料になります。

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読書感想文の構成の具体的な例を紹介

中学生の読書感想文の基本は 書き出し → 本文 → まとめ ですが、具体的にはどんな風に書けばいいのか、一例を挙げてみます。

読書感想文の構成の例①
書き出し ……… 本を選んだ理由やきっかけ
本文   ……… 印象に残った場面とその感想
まとめ  ……… 本を読んで学んだことや変化、成長したこと
        これから自分がどうしたいか

読書感想文の構成の例②
書き出し ……… 本を読む前に思っていたことや疑問
本文   ……… 本の中の出来事と自分の体験との比較
まとめ  ……… 本を読む前と読んだ後の自分の考えの変化
        書き出しの疑問への答え

中学生の読書感想文のポイントは「感想を書くこと!」

読書感想文を書くのが苦手だと「あらすじで字数を稼ごう」とする中学生もいます。しかし読書感想文の基本は「感想」なので、あらすじは簡潔に必要最低限な量だけ書くように心がけましょう。

読書感想文の中心は本を読んで自分が感じたこと、考えたことです。本を読んで浮かんだ疑問や、本の中の登場人物に対して自分だったらどうするか、自分の考えや自分の体験と比べながら書くとよりよい感想文が書けると思います。

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