どちらにせよ、大学生になっても読書感想文を書く機会はあったりします。今回は大学生が書く読書感想文の書き方とコツについてご紹介します。

①大学生が書く読書感想文に求められるものとは?
②大学生の読書感想文の本を選ぶコツ
③大学生の読書感想文の構成のコツ
④大学生の読書感想文の書き方のコツ
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①大学生が書く読書感想文に求められるものとは?
小学生から高校生まで、一年に一回は読書感想文を書く機会があったと思います。でも大学生の読書感想文が小・中学生の書く読書感想文と同じレベルではちょっと残念ですよね。
大学生の読書感想文では本を読んで何を自分が考えたか、を重点的に書くことが求められます。小説でもノンフィクションでも作者の一番言いたいこと、作者の主張というものがあります。それに対して自分がどう考えるか、考えた上でどう行動するか、などを書くことが大切です。
それから、大学生になったら読書感想文の書き方にも気をつけましょう。段落やかぎかっこ、句読点の使い方など、一般常識的な原稿用紙の使い方に従ってきちんとした作文が書けるようにしましょう。
②大学生の読書感想文の本を選ぶコツ
大学生の読書感想文の本を選ぶコツは
・自分の興味のある分野
・自分と似た境遇の登場人物が出てくる
など自分に引き寄せたものを選ぶといいでしょう。
また大学生の読書感想文では本を読んで自分がいかに考えたか、を書くことが重要なので、自分が書きたい主題がある場合、それに合わせた本を選ぶのもおすすめです。(命の尊さを主張したい場合は戦争などがテーマの本を選ぶなど……)
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③大学生の読書感想文の構成のコツ
大学生の読書感想文の構成は基本的に小・中学生の読書感想文のコツと変わりません。
序論(書き始め) ………本を選んだ理由、心に残った台詞、本を読む前の感想など
本論 ………印象に残った場面や心に残ったこと、自分の体験と比較して
結論(まとめ) ………本の主題に対しての自分の考え
自分の考えが変わったことやこれからどうしたいかなど
最初に読書感想文の主題と構成を考えておくと、読書感想文が一貫してまとまったものになります。
④大学生の読書感想文の書き方のコツ
前述したように、大学生の読書感想文は本の主題を読み取り自分がそれに対してどう考えたかを述べるのが書き方のコツです。まずは本の主題を読み取ること、それに対して自分がどう考えたか、本を読んで考えがどう変化したか、考えた上でこれから自分はどうしたいか、などを書くといいですね。
もう一つは読書感想文に自分の体験を結び付けましょう。本の内容と自分の体験談を結び付けると、その感想が生き生きとリアリティを持ち、より豊かなものになります。自分だけの体験を混ぜ込むことで、その読書感想文は独自性のある素晴らしいものになるでしょう。
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