読書感想文を書くのが苦手な高校生は多いですが、それは読書感想文の書き方を習っていないからという理由かもしれません。

本を読んでいきなり読書感想文を書くのは難しい。読書感想文を書き始める前にきちんと構成を考えておくと、案外と簡単に書けるものなんです。

高校生の読書感想文の構成についてまとめてみました。

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 高校生のための読書感想文の書き方とコツ 高校生の読書感想文の構成

 高校生の読書感想文の構成と文字数
 高校生の読書感想文の構成 ①書き出し
 高校生の読書感想文の構成 ②本文
 高校生の読書感想文の構成 ③まとめ



高校生の読書感想文の構成と文字数

読書感想文を書くときは、まず構成から考えましょう。
高校生の読書感想文は ①書き出し(序文) ②本文 ③まとめ(結論)に大きく分けられますが、それを更に細かく分類して大体の目安の文字数を決めます。

① 書き出し
・その本を読もうと思った理由や選んだきっかけ(約200文字)
・簡潔な本のあらすじ(約200文字)

② 本文
・本を読んで印象に残った場面や登場人物の言葉(約500文字)
・印象に残った場面について感じたことや考えたこと(約600文字)

③まとめ
・本を読んで学んだこと、成長したこと、変化したこと、本を読んで今後にどう生かしていくか(約500文字)

これで大体原稿用紙5枚分2000文字が書けるはずです。

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高校生の読書感想文の構成 ①書き出し

読書感想文を書くときに、書き出しでつまずいて先に進まないということがあると思います。読書感想文が苦手だという人は機械的に書き出しは「その本を読もうと思った理由」を書きましょう。

例えば主人公が自分と似た境遇だというのが本を選んだ理由だったら

①どのようなところが主人公と似た境遇なのか
②主人公と自分が違うのはどのような点か
③本を読む前は主人公をどう思っていたか


などを書くと、すぐに原稿用紙が埋まると思います。

そして次にあらすじを紹介しますが、読書感想文はあくまで感想がメインなので、あらすじは簡潔にまとめましょう。

高校生の読書感想文の構成 ②本文

読書感想文のメインの部分が本文です。本を読んで、

①強く印象に残った場面
②強く印象に残った登場人物の台詞
③自分が共感、または疑問を持った登場人物の行動
④本を読んで自分の体験と比べてみたこと
⑤登場人物の行動に対して、自分だったらどう行動するか


などを書いていきます。

本文では印象に残った場面などの紹介をしてから、その場面に対しての自分の感想や考えを続けて書きます。

高校生の読書感想文の構成 ②まとめ

読書感想文の最後のまとめです。高校生の読書感想文で大切なのは、ここでしっかりと自分の考えを述べることです。

本文に続いて、本を読んで自分が新しく学んだこと、考えが変わったところ、反省点などを書きましょう。大事なのは本を読んで、何を得られたかということです。

本を読んでどう成長したか、それをどう生かしていくか。これからの自分の行動の目標や未来への夢、課題を提示すると、高校生の読書感想文としてとても良いものになると思いますよ!


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