小学生の夏休みの宿題の定番といえば読書感想文ですね。読書感想文は本を読むのが苦手な子、作文を書くのが苦手な子には中々手ごわい宿題です。

「何の本を読んだらいいのか分からない」「読書感想文を書きやすい本が読みたい」という方のために、小学生の読書感想文で書きやすいおすすめの本を選んでみました。参考にしてみてくださいね。

 小学生のための読書感想文の書き方とコツ 小学生の読書感想文で書きやすいおすすめの本

 低学年におすすめ
 ①エルマーのぼうけん
 ②ごめんねともだち(ともだちやシリーズ)
 ③かさぶたくん

 中学年におすすめ
 ④先生、しゅくだいわすれました
 ⑤チョコレート工場のひみつ
 ⑥窓ぎわのトットちゃん

 高学年におすすめ
 ⑦バッテリー
 ⑧盲導犬クイールの一生
 ⑨ルドルフとイッパイアッテナ
 ⑩武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り



小学生低学年におすすめの書きやすい本
エルマーのぼうけん
本作はエルマーのぼうけんシリーズ第一作目です。老いた野良猫からどうぶつ島にとらえられたりゅうの子供のことを聞いたエルマーは、可哀想なりゅうを助けようと冒険に出ます。特に男の子は自分と同じ少年の冒険活劇に心躍らせると思います。

小学生低学年でも面白く最後まで読めるおすすめの本です。

小学生低学年におすすめの書きやすい本
ごめんねともだち(ともだちやシリーズ)
人気作・ともだちやシリーズの一冊です。ケンカしてしまって仲直りしたいのに中々「ごめんね」と言えなくて…… キツネとオオカミのようにお友達とケンカをすることってありますよね。本を読んでキツネとオオカミの気持ちに共感できるでしょう。

小学生低学年におすすめの書きやすい本
かさぶたくん
福音館書店のかがくのとも絵本。やぎゅうげんいちろうさんのかがく絵本は子供たちに人気です。身体の不思議が絵本でわかりやすく描かれています。科学に興味を持つきっかけになるかもしれませんね。

小学生中学年におすすめの書きやすい本
先生、しゅくだいわすれました
本を読むお子さんたちと同じ小学生のクラスで、宿題を忘れた理由(ウソ)をみんなで考える楽しいお話です。子供たちは親近感を持ちやすく、ワクワクした明るいお話なので最後まで楽しく読める本です。

小学生中学年におすすめの書きやすい本
チョコレート工場のひみつ
映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作です。映画を見てストーリーを掴んでから読むのもいいかもしれません。わくわく子供を惹きつける不思議でへんてこな世界。

小学生中学年におすすめの書きやすい本
窓ぎわのトットちゃん
黒柳徹子さんこと、トットちゃんの幼少時代が描かれたエッセイです。子供向けには、講談社青い鳥文庫から出版されています。昨今では昼ドラとしても放送され、注目を集めました。いきいきとして自由で明るいトットちゃんの生き方は、子供たちの心を励ましてくれるはず。

小学生高学年におすすめの書きやすい本
バッテリー
才能と自信を持つピッチャーの原田巧と、その才能と我がままな性格に戸惑いながら惹かれていくキャッチャーの永倉豪の物語です。野球好きな男の子にもおすすめですが、野球を通しての人間関係が描かれた作品なので誰が読んでも面白く読めます。

マンガ、アニメ、映画、ドラマと色々とメディアミックス化されているので本を読む前にそちらから取っ掛かりを作ってみてもいいかもしれません。

小学生高学年におすすめの書きやすい本
盲導犬クイールの一生
ドラマ化や映画化もされている感動的な名作です。写真が多く文章が少ないので、子供でも読みやすいでしょう。盲導犬のことを知るきっかけにもなると思います。

小学生高学年におすすめの書きやすい本
ルドルフとイッパイアッテナ
1987年に出版され長く愛され続けた不朽の名作ですが、昨今アニメ映画として公開されて再び注目を集めました。本を読むのが苦手なお子さんはまず映画から見てみてもいいですね。友情と冒険がいっぱいの、読んでいてワクワクする本です。

小学生高学年におすすめの書きやすい本
武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り
戦争と平和がテーマの本を読むならこちらはいかがでしょうか?

2014年にノーベル平和賞受賞したマララ・ユスフザイという少女の物語です。世界では争いの続いている国があること、平和の大切さ、勉強することのできる幸せなど、子供たちは色々なことを知ることができるでしょう。