小学生にとって、読書感想文の最初の難関は「書き出し(書き始め)」です。どうやって書き始めたらいいか分からず、そこで詰まってしまって進まない……なんていうことがよくあります。
読書感想文の書き出し(書き始め)は決まったパターンを参考にすると、書き始めやすいです。そこでどんな風に書き始めたらいいか、小学生の読書感想文の書き出し(書き始め)の4つのポイントをご紹介します。
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①本を選んだきっかけ・理由から書き始める
②本のあらすじから書き始める
③本に出てくる登場人物の紹介から書き始める
④【5年生6年生必見!】書き出しでインパクトを与える
①本を選んだきっかけ・理由から書き始める
読書感想文の本を選んだ理由やきっかけから書き出します。これだと、なかなか読書感想文が書けない子でも書きやすいと思います。
たとえば、「親や先生から勧められたから」「本の表紙や題名に心が惹かれたから」「目次を読んで興味を持ったから」などです。小学生低学年であればこれで充分です。まずは読書感想文の書き出しの第一歩を踏み出しましょう。
②本のあらすじ(内容)の紹介から書き始める
本のあらすじの紹介から始まるのは読書感想文の書き出しとしてとても一般的です。物語や伝記だったら、「いつ、誰が、どこで、どうやって、何をしたか、どういった物語か」ということを、簡潔にまとめて紹介します。
本を読んでいない人にどのような本か紹介してその本をおすすめする気持ちで、書いていきましょう。
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③本に出てくる登場人物の紹介から書き始める
最後は、本に出てくる登場人物の紹介から書き始める書き方です。物語や伝記では主に主人公になると思います。「その人物はどんな人物で、どんな性格で、どんなことをしたのか」などを紹介します。
自分と比較して、「登場人物と自分の共通点、違うところ、登場人物に対してどういう風に思うのか」などを書いてもいいですね。
④【5年生6年生必見!】書き出しでインパクトを与える
今まで紹介した3つの読書感想文の書き出し(書き始め)の書き方は無難で書きやすいですが、その反面でインパクトに欠けます。
読書感想文の書き出し(書き始め)を工夫して面白い書き出しにすると、「どんな作文なんだろう」と読む人を惹きつけることができます。
たとえば
・登場人物への呼びかけから書き始める
・本の中で一番印象に残った場面や台詞の一文を抜き出して、書き始める
・読み終わった感想から書き始める
・本を読む前と読んだ後の比較から書き始める
小学生高学年くらいになったら、こういった書き出しでもいいですね。小学生の読書感想文の書き出しで詰まる子が多いということは、書き出してしまえば何とかなるということ。こちらを参考にして、まずは読書感想文を書き始めてみましょう。
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