夏休みの宿題の中で、最後まで残ってしまうことが多いのが読書感想文ですね。中学生でも読書感想文を書くのが苦手な子は多いようです。本を選んで、その本を読んで、自分の感想をまとめて、作文に書く。これって結構、大変な作業ですよね。

特に中学生が読書感想文を書くときは、最初の書き出し(書き始め)からつまずいてしまい、全然先に進まないということもあるようです。

今回は「どうやって読書感想文を書き始めたらいいか分からない」という中学生のために、読書感想文の書き出し(書き始め)についてご紹介します。

スポンサーリンク



━━━━━━━━━━━━━━━━

  中学生の読書感想文の書き出し(書き始め)

 中学生の読書感想文の書き出し(書き始め)の基本
 書き出し(書き始め)で読む人を引きつけよう!
 書き出し(書き始め)で読書感想文の流れを作ろう



中学生の読書感想文の書き出し(書き始め)の基本

読書感想文の書き出し(書き始め)に迷ったときは、まず「なぜその本を選んだのか」を書きましょう。
「友達にすすめられたから」「表紙がきれいだったから」「作者の本を以前にも読んだことがあったから」など、その本を読んだきっかけを書きます。これなら誰にでも書けますね。

書き出し(書き始め)で読む人を引きつけよう!

小説を読むとき、最初の書き出し(書き始め)が面白くなかったら、その本を読もうとは思わないかもしれません。中学生の読書感想文でも同じです。書き出し(書き始め)で読む人をいかにして引きつけ、興味を持たせるかがポイントになります。

読書感想文の書き出しをレベルアップしたいな、と思ったときは書き出し(書き始め)はインパクトのあるものにしましょう!「この先が気になる」と思わせるような書き出し(書き始め)が書けたら最高です。

インパクトのある書き出しの例をいくつか挙げます。

スポンサーリンク



━━━━━━━━━━━━━━━━

・疑問点から始める → 「主人公のやったことは本当に正義なのだろうか?」

・心に残った台詞や場面を引用 → 「なさけよ、人道よ、恩義よ、さようなら・・・人の心を喜ばすすべての感情よ、さようなら!」
特に会話を抜き出すと、どういった台詞なのかと気になってインパクトがありますね。

・自分の話から始める → 「私はどちらかといえば臆病な人間だ。もしも目の前でいじめが行われていたとしたら、止められる自信がない。」

・最近の話題やニュースを取り入れる → 「日本人は平和ボケをしているとよく言われるらしい。北朝鮮からミサイルが発射されて、私はそのことを痛感した。」
戦争の本を選んだら、こういった書き出しから始めてもいいですね。

書き出し(書き始め)で読書感想文の流れを作ろう

中学生の読書感想文を書くときは、書き出し(書き始め)からまとめまで大きな流れを頭の中で作っておいてから書き始めると、まとまった一貫性のある読書感想文を書くことができます。

例えば前述したように、読書感想文の書き出しを「疑問点から始める」場合、まとめはその疑問に対する答えを書くと作文としてまとまった印象を受けます。

「自分の話から始める」場合は、まとめの部分は本を読んで自分がどう変わったか、どんな風に行動するようになったかなどを書くのがおすすめです。

最初の書き出しを決めて、読書感想文の全体の流れと、書き出しを受けてのまとめを考えておくと、最後まで読書感想文を書きやすいですし、いい読書感想文になると思います。


スポンサーリンク



━━━━━━━━━━━━━━━━