高校生になっても「読書感想文が苦手」という人はたくさんいます。感想だから自由に書いていいんだよ、と言われてもそうはいきませんよね。

そして、小学生の読書感想文の書き方では「自由に好きに書いていい」かもしれませんが、高校生の読書感想文では更に上のレベルを求められるのは当然です。

小学生や中学生の読書感想文とは一味違う、高校生の読書感想文の書き方とコツをご紹介します。

 高校生のための読書感想文の書き方とコツ 高校生の読書感想文の書き方とコツ!

 高校生の読書感想文の書き方
 高校生の読書感想文の書き方で大事なことは?
 高校生の読書感想文のコツは主題を決める!



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高校生の読書感想文の書き方

高校生の読書感想文の書き方は、基本的には小・中学生の読書感想文の書き方と変わりませんが一工夫が必要になります。ですが、読書感想文の基本構成を抑えておく事が大切です。

読書感想文は ①書き出し(序文)②本文 ③まとめ(結論) に大きく分けられます。

読書感想文を書く流れとして、読書する前に思ったこと、本を読みながら思ったこと、読書終了後に感じたり考えたりしたこと、をそれぞれ序文、本文、結論にすると、簡単に読書感想文の構成がまとまると思います。

① 書き出し(序文)→ 本を読む前に思ったこと(本を選んだ理由やきっかけ)
② 本文 → 本を読みながら思ったこと(印象に残った場面や感じたこと)
③ まとめ(結論) → 読了後に考えたこと(読み終えて考えたこと、変化や成長したところ)


どうでしょう?思ったよりも簡単に読書感想文が書けるような気がしませんか?

これが、読書感想文の基本的な書き方ですが、高校であればもう一工夫を織り込みたいので、次の②③を意識して下さい。

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高校生の読書感想文の書き方で大事なことは?

小・中学生よりも一歩進んだ読書感想文にするには、本を読んで感じたことを更に発展させて書くことが大切になります。

例えば本を読んで主人公が可哀想だと感じたら、それはどうしてか。自分が主人公と同じ立場だったらどう考えてどう行動するか。 どうすればその主人公の状況を改善できるか、など、高校生の読書感想文では感想にプラスして自分なりの考えや意見をしっかりと書くことがコツです。

結論の部分で、本を読んで得たもの、成長した部分、変化した部分を述べ、そこから自分はこれからどうするか、どういう風に生きたいかなどを書くと、高校生としてふさわしい読書感想文になるでしょう。

高校生の読書感想文のコツは主題を決める!

高校生の読書感想文のコツとして、まず主題を決めて作文の流れを考えてから書き始めるのが、高校生の読書感想文として成功しやすいです。前述したように、まずは読書感想文の構成を考えますが、書き出しからまとめまで一貫した流れがあるとよくまとまった読書感想文の印象を与えます。

例えば、いじめが主題の本を読んだとしたら、書き出しの部分で「自分はいじめについてこう考えていた」「どうしていじめはなくならないのか」という疑問を述べ、まとめの部分で「本を読んでいじめについてどう思ったのか」「いじめをなくすためにはどうしたらいいか」という答えを書きます。

主題の分かりやすい本を選ぶ事も、高校生の読書感想文を成功させるコツだったりするのです。「逆から攻める」感じですね。


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