小学校5年生6年生(高学年)の夏休みの宿題の中で、最後までやり残して困ってしまうものといえば読書感想文だと思います。読書感想文は読書が好きでも作文が得意でも、苦手意識を持っているお子さんも多いのではないでしょうか?

それは学校の授業の中で、読書感想文の書き方を教えられてこなかったからではないでしょうか?読書感想文の書き方とコツさえ分かってしまえば、読書感想文は誰にでも書けるものなのです。

今回は小学校5年生6年生(高学年)の読書感想文の書き方とコツをご紹介します。

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 小学生のための読書感想文の書き方とコツ 小学校5年生6年生の読書感想文の書き方とコツ!

 読書感想文の本を選ぶコツ
 読書感想文の本を読むときのコツ
 読書感想文の書き方
 読書感想文を書くときのコツ



小学校5年生6年生(高学年)の読書感想文の本を選ぶコツ

読書感想文の本を選ぶコツは「自分の興味がある最後まで読むことのできる本を選ぶ」ことです。

基本的には
・自分の好きなことや興味のあることが書かれた本
・自分と似たような境遇(共通点がある)の主人公の本
・自分が共感できる(家族や友達、学校)テーマの本

といった本を書店や図書館で選ぶのがおすすめです。

しかし、小学校5年生6年生(高学年)の読書感想文としてもう一段レベルアップしたいというお子さんは「書きたいテーマを先に決めて本を選ぶ」という方法もあります。たとえば世界平和を訴えたいのなら戦争関連の本を選んだり、いじめ問題に対して物申したいならいじめ関連の本を選ぶといった方法です。

読書感想文は誰かに自分の思いを伝える作文です。伝えたい思いが先にしっかりとあるなら読書感想文を書くのもずっと楽になると思います。

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小学校5年生6年生(高学年)の読書感想文の本を読むときのコツ

読書感想文の本は最低でも二回読みましょう。最初の一回目はざっと流して読み、二回目は読書感想文を書くことを意識して、じっくりと読んでいきましょう。

小学校5年生6年生(高学年)ともなると、本を読んだ感想が「面白かった」「楽しかった」だけでは不十分です。本を読んであなたは「どういう意見を持ったのか」「それはどうしてなのか」、「どの部分を読んでそう思ったのか」などをしっかりと書くことが大切です。

読書感想文の本を読むときは
・自分の気持ちが動かされたところや強く印象に残った場面
・好きだと思った場面や登場人物の台詞や場面
・自分の考えが変わったところ、疑問に思ったところ
・作者の伝えたいだろう、本のテーマ


こういったところをチェックして、頁にふせんを貼っておくのがおすすめです。自分の感想や疑問をふせんにメモして、その場面の頁に貼っていきましょう。これをもとに読書感想を書いていきます。

自分の本で書き込みをしても気にならないという子は、直接本にメモをしてもOKです。

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小学校5年生6年生(高学年)の読書感想文の書き方

読書感想文で詰まってしまうのは「書き方が分からないから」です。書き方さえ分かってしまえば、スラスラと読書感想文が書けるでしょう。読書感想文を書く時はまず構成を意識して書いていきます。

①はじめ(書き出し)
②なか
③まとめ


「はじめ」は本を選んだ理由や本を読み始めたときの気持ちなどを書きます。「なか」は読書感想文の主題です。本を読んで心に残ったことや考えたことを本の場面と合わせながら書いていきます。この「なか」は一つではなく、心に残ったこと、自分の体験談と比べて思ったことなどを分けて書きましょう。

「まとめ」は読書感想文全体のまとめです。本を読み終えて自分がどう思ったか、どんな気持ちの変化があったか、これからどうしたいかなどを書いていきます。「作者が本を通じて一番伝えたかったこと」を意識しながら読むと、読書感想文が書きやすくなると思います。

小学校5年生6年生(高学年)の読書感想文を書くときのコツ

読書感想文の書き方さえ分かればスムーズに書けると思いますが、面白みのない読書感想文にもなりがちです。読んだ人に印象を残す読書感想文にするコツは、最後のまとめを工夫することです。

本の登場人物になりきって登場人物の台詞のように書いてみたり、作者や登場人物に手紙を書いたり呼び掛けたりするように書くと、印象深いまとめになると思います。

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