読書感想文を書くときの原稿用紙の正しい使い方を知っていますか?

考えてみると高校生が原稿用紙を使う機会はそんなにないと思います。ノートやレポート用紙に書くのとは違って、原稿用紙はきちんとした使い方が決まっています。

読書感想文の内容がとても良くても、高校生になってきちんとした原稿用紙の使い方が出来ないのでは台無しです。そこで今回は読書感想文を書くときの原稿用紙の使い方や文章の書き方をご紹介します。

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 高校生のための読書感想文の書き方とコツ 高校生の読書感想文の原稿用紙の使い方

 読書感想文の原稿用紙の基本の使い方
 高校生の読書感想文の文体は?
 読書感想文を書くときはマナーを守ろう



高校生の読書感想文の原稿用紙の基本の使い方

高校生の読書感想文は内容も大切ですが、きちんとした原稿用紙の使い方が出来ていなければなりません。基本的な原稿用紙の使い方をご紹介します。

・読書感想文の題名………上から2~3マスあけて書く
・名前………題名の次の行に下を1~2マスあけて書く。姓と名前の間は1マスあける
・段落の変え方………本文の書き始めと段落を変えたときは上1マスをあける
・会話文………「」(かぎかっこ)を使う。「」と会話文の終わりの句点(。)は1マス使う
・「」の使い方………会話文、引用、本や映画の題名などにつける
         その言葉を強調したいときに使う場合もある 
・『』の使い方………「」の中でさらに「」を使う場合
・――(ダッシュ)や……(リーダー)の使い方………使用するときは2文字続けて使う

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高校生の読書感想文の文体は?

読書感想文を書くときの文体にはいくつかの種類があります。

・敬体………「です」「ます」
・常体………「である」「~~だ」


敬体を使うと、丁寧で優しい印象の文章になります。常体を使うと、落ち着いた硬い印象の文章になります。高校生の読書感想文ではどちらの文体で書いても書き手の自由です。ただ文体を混ぜて書くことはせず、統一した文体を使うようにしましょう。

ただ敬体を使うと文章が間延びして単調な印象を与えることもあります。常体で書かれた文章の方がテンポがよく臨場感が出やすいので、高校生の読書感想文向きかもしれません。

読書感想文を書くときはマナーを守ろう

高校生になれば小学生や中学生の時と違って、色々なことを批判的な目で見るようになります。批判的な思考をするのは悪いことではありません。読書感想文を書くときにも、主人公の行動に対して否定的な意見を持ったり、本を書いた作者の言いたいことに対して違和感を持つこともあると思います。

物事に対して批判的な考えを持つのは決して悪いことではありません。気を付けなければいけないのは、その批判がいき過ぎて人を不快にさせるようなことを書いてしまうことです。

読書感想文は何を書いても自由ですが、作者や作品を貶(おとし)めたり誰かを傷つけるようなことを書くのは読む人にとって気持ちがいいものではありません。感情的になり過ぎないように、読書感想文を書いたらしっかりと見直しましょう。

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