小学校1年生2年生(低学年)でいきなり「読書感想文を書け」というのもかなり無茶ですよね。本を読むのも大変ですし、原稿用紙の使い方も習っていない状態で作文の書き方も分からないとなると、子供だけでなく親も一苦労です。親が読書感想文の書き方を教えなければなりません。
そこで今回は小学校1年生2年生(低学年)でも読書感想文が書けるように読書感想文の書き方とコツをご紹介します。
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①親の手伝いはどこまで?
②読書感想文の本を選ぶコツ
③読書感想文を書くコツ
④読書感想文の書き方
①親の手伝いはどこまで?
小学校1年生2年生(低学年)が一人で読書感想文を書くのはかなり難しいです。なので必要なら親がお手伝いをしてあげましょう。
特に一年生は本を読むこと自体が大変な子もいると思います。親がうまく導いてあげて、読書感想文の書き方を教えてあげましょう。
二年生となると一年生に比べて国語の授業も進んでいるので、もう少し子どもに任せてみましょう。子どもが「書けない」と助けを求めてきたら、アドバイスをしてあげてください。
②小学校1年生2年生(低学年)の読書感想文の本を選ぶコツ
小学校1年生2年生(低学年)が読書感想文の本を選ぶコツは「子ども自身が楽しく、最後まで読みたいと思える本を選ぶ」ことです。書店や図書館でお子さんと一緒に本を選んであげましょう。
小学校1年生2年生(低学年)だと本を読むこと自体が難しいこともあります。まずは「本を読むのって楽しい!」と思えるようにしてあげたいですね。一年生なら文字の少ない絵本や図鑑でもOKです。子どもが興味を持つ本なら何でもいいのです。
本を選ぶのが苦手な子なら、親がお子さんの興味を持つような本を選んであげてください。お子さんの好きなものや興味のあるものが書いてある本、お子さんと共通点のある主人公の本などをピックアップしてお子さんに選ばせてあげるといいでしょう。
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③小学校1年生2年生(低学年)の読書感想文を書くコツ
小学校1年生2年生(低学年)ならとにかく素直に自分の思ったことを書いていけば充分です。しかし小学校1年生2年生(低学年)だとそれも難しいかもしれません。
そんなときのコツは「親からお子さんに質問して答えを出させる」ことです。
「どうしてこの本を読みたいと思った?」
「どんなお話だった?どんな登場人物が出てきた?」
「どの場面が一番印象に残った?」
「主人公と自分を比べて、どう思った?」
「読み終わってどういう風に思った?」
「どんなお話だった?どんな登場人物が出てきた?」
「どの場面が一番印象に残った?」
「主人公と自分を比べて、どう思った?」
「読み終わってどういう風に思った?」
こんな風に親からお子さんに質問をして、その答えをメモしておいてください。そのメモが読書感想文を書く材料になります。
④小学校1年生2年生(低学年)の読書感想文の書き方
小学校1年生2年生(低学年)だと、まだ読書感想文の書き方が分かってないお子さんも多いと思います。まずは読書感想文を
①書きだし ②なか ③終わり(まとめ)
の三つの構成に分けて書くことを教えてあげてください。
前述したメモを使って読書感想文を書いていきます。
①書き出し
・その本を選んだ理由
・タイトルや表紙の絵を見て思ったこと
・本のあらすじ
などから書き始めます。たとえば「本を選んだ理由」で書き始めるときは「表紙の絵が素敵だったから」「本屋さんですすめられたから」などの簡単な理由で大丈夫です。
②なか
読書感想文の中心です。メモを使って、自分の心に一番残った場面や自分がどう思ったかなどを書いていきます。まずその場面を説明してからそのあとに感想を書くようにしましょう。
③終わり(まとめ)
最後のまとめです。読み終わってからどう思ったかを書いていきます。
・一番強く思ったこと
・自分と比べてどう思ったか
・読み終わって自分の考えの変わったところ
・自分のしたいこと など
小学校1年生2年生(低学年)が読書感想文を書くのはとても大変です。親御さんはお子さんに本を読むことや文章を書くことの楽しさが伝わるよう、大らかな気持ちで見守ってあげてくださいね。
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