小学校3年生4年生(中学年)になると、夏休みなどの長期休暇で読書感想文が宿題として出されることが多くなります。しかしいきなり「読書感想文を書きなさい」と言っても、読書感想文を書いたことがない子はどうやって書けばいいのか分かりませんよね。

「読書感想文の書き方が分からない」「読書感想文が苦手」というお子さんはとても多いようです。でもそれは読書感想文の書き方を教わったことがないからだと思います。

そこで今回は小学校3年生4年生(中学年)の読書感想文の書き方とコツをご紹介します。

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 小学生のための読書感想文の書き方とコツ 小学校3年生4年生の読書感想文の書き方とコツ!

 読書感想文の本を選ぼう!
 読書感想文の本を読もう!
 読書感想文を書くコツは?
 読書感想文を書こう!



小学校3年生4年生(中学年)の読書感想文の本を選ぼう!

小学校1年生2年生(低学年)では文字の少ない絵本などでもいいですが、小学校3年生4年生(中学年)となったらもう少し文字の多い児童文学や童話、伝記などがおすすめです。

・好きなもの(人)、興味のあるもの(人)を扱った本
・自分と似ているところがある主人公の本(共感できる)
・以前に読んで面白かった本(シリーズ)
・他の人に推薦された本


このような本を図書館や書店で見つけましょう。図書館の司書さんや書店員さんに相談してみてもいいですね。

小学校3年生4年生(中学年)の読書感想文の本を読もう!

読書感想文の本を選んだら、本を繰り返し読みましょう。一度ざっと読んでから、二度目は読書感想文を書くために落ち着いてゆっくりと読み進めましょう。

読書感想文の本は大別して、フィクションとノンフィクションに分けられます。

フィクションの場合は
・物語を想像しながら読む
・主人公などの登場人物になりきり、気持ちを想像しながら読む
・登場人物と自分を比べながら読む


ノンフィクションの場合は
・5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、どうやって、どうして?)
・本を読んで分かったこと、知ったこと
・疑問を持ったこと、分からないこと
・自分の体験と比べながら読む

このようなことに気を付けて、じっくりと考えたり、感じたりしながら本を読み進めましょう。

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小学校3年生4年生(中学年)の読書感想文を書くコツは?

読書感想文を書く前に準備をしておきましょう。本を読み直すときに、自分の気になったところや大事だと思ったところ、感想をメモしながら読み進めます。

ふせんを使い、自分の感想をメモして気になった箇所に貼っていくと後から分かりやすいのでおすすめです。

ふせんを貼る箇所は

・印象深く、心に強く残ったところ
・好きな言葉や場面
・自分が大事だと思ったところ
・自分と比較してみて、考えたところ
・作者が読んでくれた人に一番伝えたい部分と感じたところ


ふせんに自分の考えたことや感想を書いて貼っていきます。このふせんを材料にして、読書感想文を書いていきましょう。

小学校3年生4年生(中学年)の読書感想文を書こう!

読書感想文を書くときは、まず構成を考えます。

①書き出し(はじめ)

どうやって書き始めるか、読書感想文のはじめは一番迷う部分かもしれません。はじめの部分は読書感想文のあいさつのようなものです。

はじめは「どうしてその本を読んだのか」「読んだ本の内容やあらすじ」などから書いてみましょう。本のシリーズや作者についての紹介もいいですね。

②内容(なか)

内容(なか)は読書感想文のメインです。心に残った場面のあらすじを書いて、その場面に対する自分の感想を書きましょう。説明と感想の部分は分けて書きます。

自分の心に残ったこと、自分と登場人物を比べて考えたこと、自分の体験と重ね合わせて考えたことなどを書いていきます。心に残った場面とその感想は、一つだけでなくふせんを貼った箇所からいくつかを選んで、抜き出して書きましょう。

④まとめ(おわり)

まとめ(おわり)は読書感想文の〆の部分です。本を読んで、一番強く思ったことをまとめていきます。

・本を読み終わって感じたこと
・登場人物と自分を比べて感じたこと
・本を読んで自分の考えが変わったところ
・本をきっかけにして考えたことや反省、これからどうしたいのかという希望
・作者が一番伝えたいと感じたこと


読書感想文は読んだ本の感想を誰かに伝えるために書く作文です。自分が一番感じたことや思ったことを、自分の言葉で素直に書いていきましょう。

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